トランプ氏、スンニ派諸国と対過激派共闘訴え 2017年05月22日 00時36分 リヤド=尾関航也 サウジアラビアを訪問中のトランプ米大統領は21日、サウジなどイスラム教スンニ派諸国を中心とする54か国との首脳級会合「米アラブ・イスラム・サミット」で演説し、イスラム過激派掃討への「共闘」を訴えた。 昨年の大統領選ではイスラム排除を主張したが、テロ根絶に向け、スンニ派諸国などと部分的に連携する方針に軌道修正した。 トランプ氏は約30分間の演説で、過激派掃討について「善と悪との戦いだ」と正当性を強調し、「米国は共通の利益と全体の安全のために、あなた方と共に立つ用意がある」と述べた。会合に出席したイスラム諸国との融和姿勢を打ち出したものだ。 「全員が公平に役割を果たし、自らの負担を履行する時のみ、我々はこの悪に打ち勝つことができる」とも語り、アラブ諸国が当事者意識を持ち、米国頼みとならないようクギを刺した。
http://www.asahi.com/articles/ASK5P56VTK5PUHBI00W.html トランプ氏一転、「団結を」 イスラム諸国を集め訴え リヤド=佐藤武嗣、渡辺淳基 2017年5月22日01時35分 サウジアラビアを訪問中のトランプ米大統領は21日、バーレーンなど湾岸協力会議(GCC)首脳との会合やイスラム圏約50カ国の指導者を集めた会議を開いた。イスラム諸国からの入国を一時禁止するなどの排外主義的な主張は横に置き、「団結」を訴えて対テロで結束を呼びかけるという「二枚舌」外交を展開した。
トランプ米大統領が就任後初の外遊先として20、21日に訪問したサウジアラビアで、同行した米国企業とサウジによる大型の投資合意が相次いだ。米企業によるサウジへの直接投資のほか、サウジの資金を米国の有望市場に流すことを促す案件もある。オバマ政権時代に冷え込んだ政治関係の修復が進むなか、米サウジ間のビジネスも熱を帯びてきた。 サウジでは若き実力者のムハンマド副皇太子が旗振り役となって、大胆な経済構造改革を進めている。石油一辺倒の経済を投資主体の経済に変えて、雇用の受け皿をつくる構想だ。 来年に新規株式公開(IPO)を予定している国営石油会社サウジアラムコは、米11社との間で合計16件、総額500億ドル(5兆5000億円)の事業協力の覚書を 交わした。米ゼネラル・エレクトリックは発電、医療など複数の分野で合計150億ドルの事業を進めることで合意した。 米石油メジャーのエクソンモービルは石油化学大手のサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)と石化事業の協力を拡大することで一致。米ロッキード・マーチンはサウジで軍用ヘリ「ブラックホーク」の組み立てをすると明らかにした。 ソフトバンクグループと10兆円の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」発足で合意したサウジ政府系の公共投資ファンド(PIF)は、米投資ファンドのブラックストーンを通じて200億ドルの規模で米国のインフラ部門に投資することを決めた。 米国とサウジは長年の同盟関係にある。しかし、オバマ氏がサウジと対立するイランとの核合意をまとめたことで両国関係が悪化していた。トランプ氏は3月中旬、サウジのムハンマド副皇太子とホワイトハウスで会談し、関係を改善する姿勢をアピール。サウジ高官はこの会談が両国関係の「歴史的転換点」となったと指摘していた。
Saudi Gazette US and Saudi Arabian companies signed tens of billions of dollars of business deals. Major announcements: GE signed $15 billion
Saudi Gazette Custodian of the Two Holy Mosques King Salman and US President Donald Trump signed at Al-Yamama Palace Saturday
Custodian of the Two Holy Mosques King Salman bin Abdulaziz Al Saud and US President Donald Trump co-signed at
https://mainichi.jp/articles/20170522/k00/00e/030/204000c 過激派対策センター開設 米大統領に披露 毎日新聞 2017年5月22日 10時32分 リヤド三木幸治 サウジアラビア政府などは21日、インターネット上の過激なメッセージを常時取り締まる「過激主義対策グローバルセンター」を首都リヤドに開設し、訪問中のトランプ米大統領に披露した。 サウジ政府によると、過激派組織「イスラム国」(IS)などの主張に沿ったメッセージがインターネットに掲載 https://mainichi.jp/articles/20170522/k00/00e/030/241000c 異例のサウジ訪問 お膳立ては2人の「息子」 毎日新聞 2017年5月22日 11時46分 リヤド高本耕太 トランプ米大統領は就任後初の訪問先にイスラム圏のサウジアラビアを選んだ。レーガン元大統領(就任1981年)以降、歴代大統領は隣国のカナダかメキシコを訪れてきた。異例のサウジ訪問をお膳立てしたのは、サルマン・サウジ国王の息子、ムハンマド副皇太子(31)とトランプ氏の長女イバンカ補佐官の夫、クシュナー大統領上級顧問(36)という2人の若者といわれる。 2人は共に首脳の親族として重要な政策立案に関わる。
عبّرت إيفانكا ترامب ابنة الرئيس الأميركي دونالد ترامب، بعدما شغلت الصحف السعودية والعالمية خلال زيارتها الى السعودية، عن سعادتها